移動の仕方

 床面(フロアー)から車椅子に乗り移る時、階段を上りたい時、狭い通路を通りたい時など、私が普段家族や友人達にお世話になっている移動の仕方を説明します。今更にと思われるかもしれませんが、先日韓国へ行った際に言葉の壁もありまして、韓国語を理解できないし話せないので相手に移動の仕方をうまく説明することができなく手間取ったり気まずい思いをしたのであらためて説明することにしました。
 もしも、日本であるいは海外で自分のしてもらいたい移動の仕方を写真を見せるだけで分かってもらえたらどんなにスムーズに事が運びスキンシップとともに旅が楽しくなることでしょうか。どうぞこのページをご活用ください。
 但し、他の目的でのご使用はご遠慮願います。また、ご使用の際にはご一報ください。 

 最後に、快く了承してモデルになっていただいた諸兄に、この場をかりてお礼申し上げます。

 
1、背中に背負ってもらう方法

 障碍者は、健常者の肩に手を置いたりあるいは首に手をまわし身体を安定させます。
 このやり方は背負うときあるいはおろす時に後ろにもう一人介助する者がいたほうが
背中へ移り易いし安全に椅子・ベッドに移動ができます。
 また、階段を下りる時に障碍者の足が階段に触れることによりバランスを崩さないよ
うに、障碍者のつま足の位置などにも気を配ってください。
2、抱き上げる方法

 ワゴン車などシートの位置が高く片方からのアプローチしかできない場合の移動に
適していると思います。片腕を首にまわし安定をはかるので上肢に少しでも力が入る
方が良いでしょう。半身麻痺の人には有効な手段だと思います。
  
3、狭い通路を通る時の移動手段

 写真のように一人は背中から腕を脇の下をそれぞれに通し前へ、一人は両膝を抱
えるようにして身体を持ち上げて移動する。介助者はお互いの顔が見えるように向き
合った方が歩調や障害物に対処するのに良いでしょう。
 例として、狭い機内(飛行機)通路を移動するのに適している。
4、両脇を抱えてリフトアップする方法

 介助者は背中を支えるとともに膝をそれぞれに持ち上げる方法で、広い場所での乗
り移りに適しています。障碍者は腕をそれぞれの介助者の首にまわして身体の安定
をはかる。
 低い位置(フロアーなど)から車椅子やその他への移動に適していると思います。

注意 : 床面からの持ち上げにつきましては腰に大変負担がかかりますので、介助者はどうぞ気をつけてください。  

 

※車椅子利用者の介助をされる方への注意

同じタイプの車椅子を使用していたとしても、それぞれ個々の身体の状態は違いますので、車椅子に乗っている方の身体の状態を充分把握した後、もしくは車椅子の方に声を掛けて、了承のうえで介助してあげてください。くれぐれも突然に押したりしないでください。 

 車椅子のサイズ(市販されている標準的サイズにて説明します)

   全長   970o

   全幅   610o 

   高さ   830o 

☆ ちなみに日本工業規格(JIS)による車いすの寸法は、全長 1200mm以下、全幅 700mm以下、全高1090mm以下、折りたたみ幅320mm以下です。) 

1、車椅子のたたみ方  2、 道路及び雑踏   3、 坂道  

4、 段差の克服 (一段) 5、 砂利道      6、 レストランにて