町角のバリアフリーの意識

10) バリアフリー自動販売機

バリアフリー自動販売機         

 先日、山陽自動車道にある某SA(サービス・エリア)にて、上写真のような自動販売機を見つけました。

 この自動販売機は、缶ではなく右写真のような紙コップを使用しています。

 操作の仕方は、例えばコーヒーに砂糖あるいはミルクを入れたい時、それぞれに番号がありますので、その番号を押すだけで後は自動でやってくれます。自販機の中央上にモニターがあり出来あがりまでを動画で表示してくれます。できあがったら中央の扉を開けて右写真のトレイの上に置きます。

 半身麻痺(例えば右手右足に麻痺が残っている。)の方や車椅子利用者にとても便利な自販機ではなかろうかと感じました。手すりの下端は約70cmでした。このSAには一台だけでしたが、全国にこのようなバリアフリー自動販売機を増やしていってもらいたいと願っております。
 ちなみに、最初にお金を自販機に入れてくださいね。

平成13年12月 

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