国際障害者センター ビッグ・アイ

Internatyonal Communicati Center for Person with Disabilities
BIG i

 

A、外観 B、エレベーター C、エレベーターのモニター D、エレベーター内操作盤

 概要と感想 

 「ビッグ・アイ」とは、大きな(私)、大きなIndependence(自立)、大きなInformation(情報)、大きなIntercommunication(交流)およびInternational(国際的)のそれぞれの頭文字をとったもので、詳細はHPで説明されております。(http://big-i.jp/bigitowa/bigitowa.html)。
 ここの設備は、細部にわたって今まで見てきたどの宿泊施設よりも整備されているというのが第一印象であります。公共の大部分の宿泊施設では、交通の便が悪く最寄の駅より離れているというのが相場でありましたが、ここでは、最寄の「泉が丘駅」まで徒歩でほんの数分ですし、駅構内の近くまでの通路は屋根付きなので雨が降っても心配はいらないのであります。電車で、大阪の「難波駅」から「泉が丘駅」まで約26分、「梅田駅」から約35分(乗換え時間を含まない)ということですから、交通の便も良いようです。これほど立地条件が良い公共の宿泊施設は今までになかったように思います。(Senninさんの主観)
 さて、この宿泊施設のなかの設備についてですが、「国際障害者交流センター」というだけあって、間口の有効幅員は広めにとってありますし、表示は大きめで分かり易い、車いす利用者だけでなく視覚障害がある方などについても様々な配慮がなされているように感じました。
 中央上写真Bはエレベーターでありますが、エレベーターとエレベーターの間にモニターがあり音声で案内してくれます。中央上Cで人が映っているのが分かると思いますが、このモニターはエレベーター内にもあります。右上写真はエレベーター内の操作盤ですが、表示が大きく操作し易い。エレベーターのかご内には手すりが取り付けられています。施設内の通路にも手すりは取り付けられています。
 フロントのカウンターの高さは、車いす利用者向けに低いカウンターとなっています。
 左下写真Eは、1階にあるトイレですが分かり易い表示となっていることが分かると思います。中央下写真F、Gはその1階にある多目的便房内にある設備であります。便器・手すりとともにベビーシートやオストメイト(人工肛門・人工膀胱創設者)の方のための汚物流しが設置されていて、それぞれに充分なスペースがとられているので使い易いのではないかと感じております。
 駅に近く交通の便が良いとともに、それぞれの障害を持った方のために設備が整備されていてほんとに素晴らしい施設であると感激したしだいです\(^o^)/
 USJ(ユニバーサルスタジオジャパン)にも割と近く車で約30分ぐらいの距離だとおもいます。

 国際障害者交流センター ビッグ・アイ

住 所 : 大阪府堺市茶山台1−8−1 

電 話 : 072-290-0900 

URL : http://big-i.jp/ 

宿 泊 : チェックインPM3時  チェックアウトAM11時 

休み : 無休 

身障者用トイレ : 館内1階にあり。 

身障者用駐車場: 8台分あり。 

交 通 : 車では姫路方面から阪神高速環状線より、阪神高速湾岸線へ入り、湾岸線出島出口を超え5分程走ると助松ジャンクションがあり、堺泉北有料道路に入り料金所を過ぎて一つ目(泉北出口)をおりて一般道路へ、すぐの信号右折し約2kmぐらい走り(第一の高架は通過)泉が丘ニュータウンの方面へ行く、あとは問いあわせて周辺地図をFAXででも送ってもらってください。 

E、1階便所 F、1階多目的便房 G、1階多目的便房 H、地下1階駐車場

平成15年 6月下旬現在 

 

ビッグ・アイ(施設内概要) / ビッグアイ(天井走行式リフト設置客室) / ビッグ・アイ(周辺) 

 

関西編

<KANSAI>