神戸三宮地下街

UNDERGROUND MARKET
IN SANNOMIYA

Ａ、ＯＰＡ前　地下１階	Ｂ、神戸国際会館　地下２階	Ｃ、そごう神戸　２階	Ｄ、そごう神戸　２階

　概要と感想　

　久しぶりに三宮に来ることができました。晴れ男のsenninさんには珍しく雨に降られてしまいました。せっかく久しぶりに神戸の街を散策したいと思っていたのに、神戸での用事は済ませたとはいえ、このまま帰ったのでは悔やまれます。ホテルから外出するのが躊躇されたのですが、三宮駅の地下街ぐらいは散策できるだろうと出かけてみました。阪神大震災後まる八年が過ぎましたが、街は街は見事に復興して震災前より整備されているのではないかと感じております。
　今回初めてであります神戸国際会館から散策することにしました。まずここら辺りの地下街はどのようになっているのだろうかと、神戸国際会館の地下に下りてみました。このビルの地下１階と２階はショッピング街になっていて、地下１階の身障者用トイレは婦人用で、地下２階が紳士用の身障者用トイレとなっているようでした。このビルの地上１０階だったと思うのですが映画館がありました。エレベーターの入口近くまで行列ができていたのでパスしました。
　さて、神戸国際会館の地下３階まで下りると、急に混雑してきて人の行き交う足の速度が忙しいのです。それもそのはず、この地下街から「阪神三宮駅」「ＪＲ三宮駅」「阪急三宮駅」「地下鉄三宮駅」そして「ポートライナー三宮駅」などの駅に連絡しているからなのです。地下街が広いので迷ってしまいそうです。ウインドウ・ショッピングとしても、「神戸国際会館の地下」「そごう神戸店」「三宮オーパ」他ありますので楽しめます。
　さて、神戸まで来たからには「神戸南京町」に行って中華を食べたいとパートナーが言い出したのである。あいにくの雨降りなので今回はやめとこうとsenninさんは言ったのですが、そこはそれ目的のためならば労力をいとわないパートナーのこと、左下写真の地下通路を見つけてしまいましたよ。この地下通路の表示には、「神戸市役所」と元町にある「大丸」とありましたので、それぞれの方向へ行く通路があるようです。senninさん達は元町にある南京町に行きたいわけですから迷わず「大丸」方面の地下通路を行くのであります。
　ところが、途中に地上に出るためのエレベーターがあったものですから、またまた浮気心が出てきまして、地上階を散策するためにエレベーターに乗ってしまいました。地上に出てみると相変わらずの雨降りではありますが、数十メートル先にアーケードが見えますし小降りになっていたこともあり、このまま外に出て散策することにしました。この決断が後で悲惨な結果をもたらすのですが・・・・・
　アーケードの両側にはセンスの良い店が並びそれはそれで楽しめましたが、このアーケードの端からは大丸百貨店まで及び元町商店街のアーケードまで、幅の広い道路をはさみ少し距離があるのです。またよりによってこういう時にこそ雨の降りは激しくなっているのです。少し時間をおいたのですが状況は変わらないので実行に移すことにしました。信号がかわると同時に大丸百貨店まで小走りでパートナーが車椅子を押すのです。雨降りの日に車椅子を走りながら押すなんて、怪我のもとですからマネはしないでくださいね。大丸百貨店の１階で、荷物を預けて店内の散策をし食事を済ませました。
　大丸の１階まで下りてくると雨が止んでいるではないですか。ついでですから元町の商店街をぶらついて、南京町の東路で雑炊だったでしょうか店先で食べました。夕食をすませた後とはいえ、寒かったせいもありカップ一杯の雑炊ぐらいは喉元からお腹までしみわたりながら入っていくのです。それにしても雨降り後の寒いなか、笑顔がとても素敵なお姉さんがハキハキした口調で雑炊を販売しているのを見ると、こちらまで元気が出てきそうな気がしましたよ。
　南京町で雑炊ではありましたが、食事をしたということで目的を果たしたパートナーも渋々満足ということでホテルに帰って行くのです。

　数年前はなかったように記憶しているのですが、元町商店街の一角に「神戸市立こうべまちづくり会館」があったのには驚きました。公共の施設が商店街のど真中にあるとは、神戸はよほどまちづくりの意識が高いのであろうかと感心したしだいです。

　このページの写真にある身障者用トイレについて、左上写真Ａの「ＯＰＡ前　地下１階」にある身障者用トイレと中央下写真Ｆの「こうべまちづくり会館１階」にあった身障者用トイレは、車椅子で入ったらそのままで部屋内で方向転換はできません。

Ｅ、地下通路	Ｆ、こうべまちづくり会館　１階	Ｇ、大丸　９階の身障者用トイレ	Ｈ、大丸　９階　身障者用トイレ

平成１４年　１１月下旬現在　

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