高瀬川の水運

WATER TRANSPORTATION OF TAKASE RIVER 

 

A、高瀬船と桜 B、高瀬船拡大と桜 C、高瀬川の桜 D、木屋町通の桜

 概要と感想 

 高瀬川は慶長16年(1611)頃「角倉了以(すみのくらりょうい)」が開いた運河で、伏見〜二条間をつなぐ高瀬川の水運は、その後京都を大阪より直接結ばせる水運となり近世京都の経済発展を支えたとのこと。高瀬川の全長は約11.1kmらしい。

 上写真A・B・Cは京都市役所前の御池通から木屋町通を上がった場所で「高瀬川一之舟入」の近辺で撮影したものです。ちょうど桜の時期で撮影ポイントのごとく高瀬船があるわけですから、何も知らない行き当たりばったりの旅行者にとっては、さすがに京都は風情がある心憎い演出をしているものだと喜んでしまうのです。

 帰って確認しましたら、高瀬舟の荷物のあげおろしをする船溜所を船入と言い、高瀬川一之船入は江戸時代の交通運輸の貴重な遺跡として史跡に指定されているとのこと。森鴎外の「高瀬舟」の舞台になったことでも有名であるらしい。

 右上写真Dは、木屋町通の桜です。

 高瀬川一之船入 (たかせがわいちのふないり)  

住 所 : 京都府京都市中京区木屋町通二条下ル一之船入町 

平成20年 4月 上旬 現在

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関西

<KANSAI>