児島虎次郎記念館 

KOJIMA TORAJIRO MEMORIAL HALL 

 

A、記念館入口

 概要と感想 

 「児島虎次郎記念館」は倉敷アイビースクエア(ホテル)の敷地内にある文化施設であります。車いす利用者は倉敷アイビースクエアの正面玄関(階段)からではなく、反対側の大原美術館方面にある出入り口から敷地内に入ることをお薦めします。

 上写真Aの正面の入口が「児島虎次郎記念館」の出入口でありますが、段差を解消するために取り外し可能なスロープがありますので、介助者が受付に声を掛けるか下記の電話番号に連絡してください。スロープを設置してくれると思います。記念館内の床はフラットです。

 さて、児島虎次郎氏が、大原孫三郎氏の依頼を受けて大原美術館にある西洋絵画の買い付けをしたということはあまりにも有名な話であります。
 この「児島虎次郎記念館」には児島虎次郎氏の絵画のみを展示していますが、絵画を鑑賞していると大原孫三郎氏の援助を受けて5年間渡欧をしていたということが、大いに作風に影響しているのではないかということを感じさせてくれます。海外にて各々のテーマで素晴らしい絵画が描かれているわけですが、なぜかヨーロッパに留学した最初の明治41年に描かれた風景画3枚にとても惹き付けられました。

 ぜひ大原美術館の西洋絵画を鑑賞した後で、この「児島虎次郎記念館」にある児島虎次郎氏の作品を鑑賞してみてください。

 また、上写真Aの向かって右側に入口がある「オリエント室」も、段差を解消するために取り外し可能なスロープがありますので、介助者が受付に声を掛けるか下記の電話番号に連絡してください。スロープを設置してくれると思います。室内の床はフラットです。
 「児島虎次郎記念館」と「オリエント室」の入場チケットは同一であります。

 「オリエント室」は、西欧文化の源として児島虎次郎氏が古代エジプト・中世イスラム・イラン・イラクなどに強い関心を持っていたようで、西洋絵画とともにオリエントの陶器や剣なども収集したようです。オリエント室にて、古代オリエントの美術品を身近に鑑賞できるということは本当に幸せなことであります。
 
 ぜひ、「児島虎次郎記念館」の作品とともに、「オリエント室」の古代の遺品も鑑賞してみてください。

 児島虎次郎記念館

住 所 : 岡山県倉敷市本町7−1(アイビースクエア内)

電 話 : 086-422-0005 

URL : http://www.ivysquare.co.jp/cultural/torajiro.html

営業時間: 9時 〜 17時 (定休日 月曜日(祝日は開館)) 

交 通 : アイビースクエア内にて、美観地区の大原美術館より徒歩約3分。 

駐車場 : 倉敷アイビースクエアの駐車場あり。

平成21年 9月 中旬 現在

児島虎次郎記念館 / 倉敷アイビースクエア「オルゴールミュゼ」 

 

タウン情報(岡山)

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