宗忠神社

MUNETADA SHRINE AT OMOTO
IN OKAYAMA 

 

A、鳥居 B、昇降機 C、上昇中の昇降機

 概要と感想 

 「宗忠神社(むねただじんじゃ)」を「大元神社」と呼ぶ人が小生の周りにも時々います。京都にも「宗忠神社」があり「宗忠大明神」をお祭しているようですが、左上写真Aの「宗忠神社」は、黒住教教祖宗忠大神(黒住宗忠)」の生誕地ということで特別な意味で「大元神社(おおもとじんじゃ)」とも呼ばれているらしいのです。
 現在は「上中野」という地名でありますが、近くには「大元小学校」や「大元中央公園」「JR大元駅」など「大元」という名前があります。「大元」に由来している名前が残っているようです。

 さて、左上写真Aは、県道児島線沿いにある宗忠神社鳥居であります。まず簡単に参拝の仕方について、鳥居をくぐる前に一礼し、参道の真ん中は神様がお通りになるので端を進み、右手のほうに「手水舎」がありますので手と口を清めます。正面が神殿になっていますので賽銭を入れて鐘をならし二礼二拍手手を合わせて祈りと感謝の気持ち、最後に一礼します。
 神殿前に段差が一段ありますが、上がれば車いすで参拝できるスペースがあります。

 正月には神社に参拝する慣習が日本人にはあるようです。この神社も大晦日から元旦にかけて人で大変混雑しております。
 厄除け祈願・家内安全・交通安全・合格祈願など神社の神主に特別に御祈念していただきたいという時があります。そういう時に、今まで車いす利用者は神殿の奥まで入って行けませんでしたが、中央上写真Bの昇降機によって二階に上がることができ、車いすに乗ったまま神主のご祈祷を受けることができました。

 右上写真Cは上昇中の昇降機でありますが、昇降機の右側に「”リフト”で昇殿できます。足のご不自由な方、車椅子の方は”リフト”に乗って御神前(拝殿)へ昇殿することができます。社務所受付へお申し出下さい。」という文言が書いてありました。

 今まで御神前で御祈祷してもらうことをあきらめていた車いす利用者の方には朗報だと思っています。

 黒住教や宗忠神社のことについて、もっと知りたいという方は下記のアドレスにアクセスしてください。

 宗忠神社(大元神社)

住 所 : 岡山県岡山市北区上中野1-3-10  

電 話 : 086-241-0148

FAX : 086-241-7860

URL : http://www.kurozumikyo.com/index.html

交 通 : JR瀬戸大橋線・JR宇野線の「大元駅」から徒歩約15分、または両備バス・岡電バス・下電バス(天満屋発JR岡山駅経由)で「宗忠神社前」下車約2分。 

駐車場 : 神社の敷地内に第一駐車場、道を挟んで第二駐車場あり。

平成22年 1月 上旬 現在

 

宗忠神社(大元神社) / 岡山県立博物館

 

 

タウン情報(岡山)

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