倉敷美観地区 2021

KURASHIKI BIKAN AREA 2021

  

A、大原美術館の夜景 B、観光案内所 C、観光案内所2階から D、観光案内所の夜景

 概要と感想

 コロナ禍の社会になって、外出を自粛していましたので、2年ぶりぐらいの美観地区の散策であります。竹林だったところが「きび美ミュージアム」になっていたり、旧中国銀行が「新児島館」として暫定オープンしていたり、観光案内所は改修が終わり建物内のそれぞれの配置が様変わりしていました。

 今回は、美観地区周辺にあるホテルに宿泊し、夜の美観地区も散策してみました。夕方、少し肌寒くなりましたので、倉敷駅の北口(美観地区は南口)にある「三井アウトレット」で上着を購入しました。観光もショッピングも両方できるのが倉敷美観地区とその周辺のいいところだと思います。

 新しいお店を見つけるのも楽しみですが、先ずは、「蕎麦風乃民」で腹ごしらえであります。私は、もり蕎麦が好きで、蕎麦が食べたくなったら「風乃民」に行きたくなりますが、何せ外出を自粛していたもんで久しぶりの蕎麦でありました。11時半に開店しますが、車いす利用者は開店に合わせて入った方が良いと思います。席につくために、スペースが狭いので、車いす操作の仕方の「狭い席への移動」を参考にしてください。

 それでは、おおまかなところを紹介して行きたいと思います。

 左上写真Aは、大原美術館の外観の夜景であります。入口のスロープは、やや急勾配でありますが、介助者がいれば上がれると思います。建物内にエレベーターもありますので、鑑賞の順序が違っても、絵画を楽しむ事が出来ると思います。

 中央上写真Bは、改装を終えた観光案内所の外観です。道からは緩やかなスロープになっています。

 中央上写真Cは、観光案内所の2階の窓からの景色です。2階は、休憩所になっています。

 右上写真Dは、観光案内所の外観の夜景です。今回は、大原美術館や観光案内所の外観の夜景を観るための旅でしたので、大変有意義な散策となりました。

 左下写真Eは、倉敷川の川舟と美観地区の風景です。これはよく見る光景ですが、やはり1枚ぐらいは加えておきたいと思いました。

 中央下写真Fは、新児島館に展示してあった現代美術作家のヤノベケンジ氏の大型作品「サン・シスター」であります。目を閉じて瞑想しているようでした。

 中央下写真Gですが、「サン・シスター」の後ろに回りましたら、突然立ち上がりましたので、足を写すことができました。、時折立ち上がるようです。

 右下写真Hは、戦国時代の甲冑ですが、デニム甲冑「倉敷藍衛門」と表示してありました。美観地区入口辺りから見えるかもしれません。

E、川舟と美観地区   F、サン・シスター  G、 立位のサン・シスター H、デニム甲冑 

 大原美術館

 大原美術館は、実業家の大原孫三郎氏が、画家の児島虎次郎氏にヨーロッパで美術作品の収集を依頼したようですが、それらの西洋美術の作品を展示した私立美術館としては日本で最初だということです。詳細は下記の大原美術館のサイトを見てください。

 さて、大原美術館を何度も訪問し、素晴らしい西洋絵画を鑑賞することができるわけですが、絵が描けるような人とか他の美術館で同じ作家の作品を鑑賞出来たりすれば、大原美術館に展示している絵画の素晴らしさをより実感することができるのではないかと想像しています。

 私のように、自分の感性だけで絵画を鑑賞していますと、さて、どれぐらい素晴らしい絵画なのだろうかと疑問に思ったりします。皆さんは、そのように感じたことはないですか。

 以前、パリに行った際にマルモッタン美術館を訪問しました。マルモッタン美術館は、『モネ』の睡蓮の作品が沢山展示されていましたが、アレレレレレレレ、私のなかで大原美術館に展示している「睡蓮」を超えるものがないではないか。以前から大原美術館に展示してある「睡蓮」を好んで鑑賞していましたが、大原美術館の『モネ』の「睡蓮」が大変素晴らしい絵画・作品であることを確信したしだいです。

 私は、岡山に居ながらにして大変素晴らしいヨーロッパの絵画を鑑賞できていることに大変感謝したしだいです。

 大原孫三郎氏が、西洋美術の作品を展示した私立美術館を設立したことは大変すごいことだと思います。そして、さすがに、画家の児島虎次郎氏が収集した絵画は、世界でも大変高い評価が得られる絵画ではなかろうかと思っています。美観地区を訪問された際には、ぜひとも大原美術館で絵画その他を鑑賞してもらいたいと思います。 

大原美術館:: https://www.ohara.or.jp/

 倉敷館(観光案内所)

 改修を終えた倉敷館は、1階が観光案内所となっており、「くらしき川舟流し」のチケットも販売しています。エレベーターやトイレの位置が分かり易く、2階がややゆったりとしたスペースの休憩所になっていました。疲れた時には窓から外の景色を、何も考えないでボォ〜っと眺めるのもいいかもしれません。そういう余裕を持ちたいですね。

 美観地区の大原美術館側で、距離的には真ん中ぐらいに位置します。

住 所 : 岡山県倉敷市中央1丁目4−8

電 話 : 086-422-0542

利用時間 : 9:00〜18:00 

「倉敷館(観光案内所): https://www.kurashiki-tabi.jp/see/2265/

 新児島館(暫定オープン)

 新児島館は、中国銀行の倉敷本町出張所として営業していました。この築百年の建物の窓側のステンドグラスを残し、改装して現在は展示場となっていました。
 写真Fで分かりますように、ヤノベケンジ氏の大型作品「サン・シスター」が中央に鎮座していました。

 倉敷駅から「えびす通商店街」を抜けるとやや広い道に出ますが、このやや広い道を「本通り」と言います。この本通りを少し進み、右手に西洋風の建物が「新児島館」です。真向いには「倉敷市倉敷公民館」があります。

開館時間 : 10時〜16時。月曜休館。暫定開館中は入場無料ということです。 

I、阿知フラワーポッケ J、スロ−プ K、丸テーブルとイス L、蜜蜂の巣箱 

 

参考までに

 左上写真 I は、ホテル「ドーミーイン倉敷」から中央通りを倉敷駅方面に少し歩くと「阿知フラワーポッケ」があります。パブリックスペースなので自由に入っても良いようです。

 中央上写真 J は、「阿知フラワーポッケ」のスロープです。。

 中央上写真 K は、「阿知フラワーポッケ」内にある丸テーブルとイスです。テイクアウトで購入してきた飲食物を食べながら休めると思います。

 右上写真 L は、みつばち工房「花の道」倉敷花織店の店内にあった蜂の巣箱です。箱のなかに蜜蜂が沢山動いておりました。
 「九州蜂の子本舗」の直営店ですが、「巣みつ」は蜂蜜と巣がまるごと入った商品です。これが天然の美味しさというものだと実感します\(^o^)/

令和 3年 10月下旬 現在

 

ホテル ドーミーイン倉敷 

 

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