韓国(ソウル)フリープランの旅

2泊3日 デラックスホテル(ロッテワールド)指定

 あとがき

飛行中の機内から撮影した空 

 感想

 帰りの機内であっという間に終わってしまった旅の余韻を楽しんでおりました。2泊3日のほんとに短い海外旅行ではありましたが、人とのふれあいがあったり韓国の文化に接したりと盛沢山の思い出作りができたと喜んでいます。
 思えば二人っ切りでいろいろな場所に行ったわけですが、それぞれの場所で災難やトラブルもなく無事に帰って来られたことに誰にということでもなく感謝したい気持ちでいっぱいでありました。たとえ隙がなくても盗難にあってしまうこともあるし、怪我をしたり病気にかかったりすることもありますからね。
 まあ、何処に行くにしても海外旅行の時は、パスポート・クレジットカード・現金・その他貴重品などの盗難に備えることと保険に入っておいた方がそれなりに安心だと思います。
 ところで、安くて品数が豊富な衣料品その他を売っている南大門市場や幾つかの市場に別れている東大門市場は夜遅くまで人が多く混雑しているようですが、たぶん皆さんも行ってみたい所の一つではないでしょうか。次回機会があれば訪れてみたいと思いますが、それなりに危険も多いと想像しています。皆さんも気をつけて行ってみてください。

 それから、模範タクシーと一般タクシーの違いはまず基本料金が違います。運転の仕方について一般タクシーの運転は荒っぽいなどと雑誌に書いてありましたが、これは運転手の性格によるものであると感じました。日本語を少しでも話せる可能性が高いのは模範タクシーの方かもしれません。

 電圧は日本と違いますが、日本製品を充電をすることがなかったので今回は関係ありませんでした。
 旅行中に名刺を貰いましたが、名刺の大きさは日本では皆同じサイズのようですが、韓国で貰った名刺のサイズはそれぞれに違っていたりするから面白い。個性がありますね。
 韓国旅行で最後の食事をロッテデパート11階のとんかつ屋でしたのですが、周りは韓国の親(母親)子連れが多くテーブル席でも椅子の上に片膝をたてて食事をする女性を多く見かけ文化の違いをここでも感じました。手持ちのウォンを使いきってしまいたいと思い、航空利用料だけを残してとんかつ屋に決めたのですが、「とんかつ定食」が5500Wですから美味くて安くて金額的にちょうど良かったです。また、定食に付いてきた「キムチ」がなくなったら店員がすばやくおかわりを持ってきたことには驚いたが、ガイドさんの話しでは韓国ではそれは当たり前のことと言いますから、「キムチ」というものがいかに韓国人にとって生活にかかせないものかを物語っていると感じました。

 最後に、韓国で使った韓国語と言えば、「カムサハムニダ」(有難う)と「アンニョンハセヨ」(こんにちは)の二つだけなのですが、けっこうお互いが分かり合おうとすれば、この二つの韓国語とジェスチャーや簡単な英単語を交えてでも会話になるものだと感じたりしました。それに韓国は欧米よりは日本語がかたことでも話せる人が多いのではないかと思いますから助かりました。もう少し設備が整っていればもっともっと楽しめたのではないかと感じながらも、またすぐにでも遊びに行ってみたいと思いつつ帰ってきました。

  何はともあれ3日間にしては盛沢山の思い出を作って帰国しました。\(^o^)/ 

 

 タクシーの運転手について その1

 ホテルから戦争記念館まで乗せてくれたタクシーの運転手は、日本語がほとんど話せない人でした。私はどんよりした雲の空模様が気になり、これから雨が降ってくるどうか予報を知りたいと思い空を指差しながら片方の手で雨が降ってくる様子を伝えようとしましたが、返事は韓国語で帰ってきてしまってお手上げ状態です。今度は英単語の「レイン」(雨)という言葉をきっかけに何か違った反応があるかもしれないと言ってみたら、何やら誰かと携帯電話で韓国語で話した後で私にその携帯電話を渡すのです。電話の向こうにいる相手は、たぶんこちらが英語を話すと思って待ち構えていたでしょうに、なぜかここは韓国なのだからと「ヨボセヨ」と唯一覚えている韓国語の「もしもし」という言葉を発してしまったものだからからよけい分かり辛くしたのかもしれない。相手は子供のようでしたが結局英会話にはならなかった。あきらめて携帯電話を返し黙って座っていると、何だか気の毒に思えたのであろうか銀紙に包んであるチョコレートを手渡すのです。「カムサハムニダ」(ありがとう)と言って口に入れました。運転手もなぜか「カムサハムニダ」と言ってうなずいているのです。たぶん言 葉を再確認して言葉の意味が伝わったことを言いたかったものと思われます。ソウルに来て言葉が通じたのは「カムサハムニダ」ぐらいだったでしょうか。でもこの言葉は私達の旅行を大いに助けてくれた言葉でもあります。
 あと、運転手さんとの会話で分かった事と言えば、金浦空港からソウル市街に向かうハイウエイの説明と、ハングル文字で書いた例のカードの文字について(タクシーに乗っている時に、行き先を開いて手に持っていた)、行き先の「戦争記念館」の文字を見てカタコトの日本語で「めい文字」(名文句などと同じ使い方だと思います)と誉めてくれたことぐらいです。なかなか気の優しい運転手さんでしたが、会話にならないのでは仕方ありません。もう少し韓国語を覚えて次回は行ってみたいと思っています。 

 タクシーの運転手について その2   

 ハミルトンホテルから乗った模範タクシーの運転手は日本語を少し話すことができたので車中が随分と楽しいものとなりました。現在ソウルの模範タクシーのなかで、日本語を少しでも話せる人が全体の約15%で、英語を少しでも話せる人が約30%ぐらいだそうです。小生ももう少し英語が話せるように勉強しておくのだったと後悔。まあ、その時点では頭に浮かぶありったけの英単語を並べて取り繕うのですが、それでも相手は首をひねっているので英単語を連呼するとようやく納得したようです。どうやら小生の英語の発音が良くないらしいと分かり自分自身で苦笑いと冷や汗をかいてしまいました。しかしながら、言葉などというものは相手が分かろうとしこちらが伝えようとすればいつしか分かり合えるものだと思っておりますので、手振り身振りのボディ・ランゲージと単発の英単語でけっこう話せました。
 ほんとに気持ちが良くて陽気な運転手さんで、子供の話しとか明日はたまの休みなので奥さんと友人を連れて郊外にドライブを楽しむとのこと。ついでに奥さんは美人で美味しい料理を作ってくれて私は幸せであるとオノロケまで聞かされて車中はほんとに喜ばしい熱気と楽しさでいっぱいでした。\(^o^)/ 

 タクシーの運転手について その3 

 最終日の午前中にホテルから文井洞まで乗せてくれた模範タクシーの運転手は、英語も日本語も話せないのですが時折何を言いたいのか分かるのです。もう大分お歳がいっているようで、英語や日本語が覚えられないと自分を責めたりしていました。そうかと思えばフロント部分に飾ってある赤・青・黄色で描かれたメダルを指差して、これはポリスのオヤジ(親指を立てて)からもらったもので、20年間キスしないともらえると言うのである。なるほど20年間無事故だと警察署?の方から貰える(表彰される)ということらしい。理解する気持ちがあれば伝えようとする気持ちがあれば何とか分かるものであるとまた感じてしまった。

ロッテデパート11階にある身障者用トイレ(車椅子では使用不可) 

(ロッテデパートの11階にある身障者用トイレは上の写真のように、ドアが内側に開くようになっていますので車椅子で入ってドアを閉めることが出来ません。)

平成12年 5月下旬現在 

旅の準備 

岡山空港と大韓航空 / 金浦空港(入国)と土産物屋 

ホテルロッテワールド / ソウル市庁 / 明洞 

ロッテワールド地下街とその周辺 / 戦争記念館 

梨泰院(イテウォン) / ロッテワールド / 民族博物館(ロッテワールド) 

文井洞(ムンジョンドン) / 金浦空港(出国) 

あとがき  

海外編