同發飯店(横浜中華街)

DOHATSUHANTEN IN YOKOHAMA 

中華街の通り                同發飯店 別館の車椅子マーク      同發別館の1階エレベーター入口                  

 概要と感想 

 横浜の中華街に何十年かぶりかで訪れました。健常者の時には気付かなかったようですが、車道と歩道との段差が20cm以上ありますし、平日は車が通る車道も狭いし歩道もこれまた狭い。車椅子ではとても通行しにくい街であるとあらためて感じてしまった。道の幅が狭いということに加えて平日でも人の多いこと、たいへん人気がある街であると再認識するのでした。
 知り合いの者から同發別館(同發飯店の別館)に車椅子用のトイレがあることを聞いて中華街で昼食をとることにしたのですが、店の前まで行くと中央上写真のように「車椅子マーク」がありました。店のなかに入るとわりと広い待合室があり、1階でも食事はできるようになっていますが、2階に身障者用のトイレがあるというのでエレベーターで2階に上がり、そのまま2階で食事をすることにしました。セットメニューを注文すると、いろいろな味を少しづつ楽しめていつのまにかお腹がいっぱいになるというのが中華のいいところですね。ついでにこの店のお薦めの料理というのを注文したのですが、なるほど外側をからっと揚げたお肉で香ばしく触感がとても良かったのを思い出します。残念ながら料理の名前は覚えていませんが。 さて、ここの身障者用トイレについて、下写真のとおり入口の段差はすりつけ板で解消していますが、開き戸で一人だけでは難儀をしそうです。しかしながら、幸いにこのトイレの位置は店員が頻繁に通行するところなので、声をかければすぐに来てくれると思います。トイレのなかに入るとに、身障者用トイレのドアは木製の引き戸になっています。手すりは、壁側にL字型手すり、可動型手すりは水平移動型です。なかから外に出るために内開き戸を開けなければなりませんが、全開してしまえば扉が固定するようですが力の弱い人は少しきついかもしれません。
 なかなか中華街でショッピングで見て回るというのは、昔ながらの風情を残した道に車と人の混雑で難しいと感じましたが、それでも安心して食事ができる店があるというのは心強く楽しみが増えたというものです。まだまだ、この店のほかにも安心できて美味しい料理を出してくれるところがあるかもしれませんね。次回の楽しみにとっておきたいと思います。

 同發飯店(横浜中華街)

住 所 : 神奈川県横浜市中区山下町148 

電 話 : 045-681-6331   

FAX : 045-681-1056 

中華街のホームページ 

URL : http://www.chinatown.or.jp/

営業時間 : 金・土 AM11:00〜PM10:30

交 通 : 電車でJR京浜東北線「関内駅」より徒歩約10分、「石川町駅」より徒歩約8分。 

身障者用トイレ: 2階にあり。    

2階の身障者用トイレ

出入口のすりつけ板                なかの通路と身障者用トイレの引き戸  身障者用トイレ  

平成13年8月現在 

ロイヤルパークホテル(東京)

横浜 

JR桜木町駅 / 同發別館 / ワールド・ポーターズ

関東編

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